横 浜 植 物 会
活動報告
多摩丘陵小野路宿里山で秋草観察会
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昼食後の勝山会長のお話 町田バスターミナルからのバスを扇橋バス停で降車し、少し車道を戻ってから「奈良ばい谷戸」に入りました。天気予報は曇りでしたが朝早くは少雨、降雨には会いませんでしたが終日曇りでした。そのためか往路のバスもハイキングコースも、ほぼ独占状態でした。しばらく続いていた気温の高い状態も大分やわらぎ、湿度がやや高めに感じる以外は大変快適な観察会となりました。歩行路はしっかりと刈り払いがされて、前日の雨にもかかわらずズボンが露に濡れることはありませんでした。歩道の端にはコケオトギリ、トキリマメ、ハイヌメリ、ノガリヤスなど秋の草花が咲き、水田や畔ではアゼトウガラシやウリクサ、カワラケツメイを観察しました。小野路城址へ向かう山道に入る前に早目の昼食をとりました。小野路城址下まではしばらく山道が続きます。オケラの花、アオハダの実など観察しながら万松寺谷戸に向かって下り道となりました。万松寺近くまで降りると左手に万松寺谷戸が深く広がっています。谷戸入口の水田でミズオオバコ、キクモを観察して解散となりました。バス停のある小野路宿から町田方面、多摩センター方面、鶴川方面とそれぞれに分乗して帰途につきました。(市川 記) ■当日観察した植物 ※詳細は年報に記載 |
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