裏高尾日影林道で秋の植物観察会
2023.10.19

　汗ばむほどの好天下、参加者35名は裏高尾日影沢へ向かった。バスを下車すると早速満開のシラネセンキュウがお出迎え。後方から来る車に気を配りながら集合場所を見つけ担当者よりコースの説明、会長より見所ポイントなどの話があり、林道を進む。 キャンプ場で小休憩を取った後、いよいよ本格スタートである。イヌタデとハナタデ、メナモミとコメナモミ、ヤマミゾソバとミヤマタニソバﾞ等紛らわしいものの同定点を観察する。華やかではないが風情のあるオオヤマハコベ・セキヤノアキチョウジも続く。
　逆沢作業林道入口で昼食。１時過ぎに解散となり、バス停までは自由観察となった。ほぼ独占状態の林道で撮影会？のグループ、数名で確認し合うグループ、本を片手に一人じっくり観察。春の裏高尾とはまた違った秋の姿を知る事が出来た観察会。カツラの香りと黄葉に見送られ帰路についた。（礒部記）

■当日観察した植物 　 ※詳細は年報に記載
オオハナワラビ・オシャクジデンダ・カツラ・イヌタデ・ハナタデ・ヤマミゾソバ・ミヤマタニソバ・オオヤマハコベ・ツリフネソウ・セキヤノアキチョウジ・ナギナタコウジュ・シロヨメナ・シュウブンソウ・キバナガンクビソウ・メナモミ・コメナモミなど