活動報告

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晩秋の新林公園の植物観察会
2022.11.19


皆で前葉体を観察

 秋晴れの下、今年最後の観察会が藤沢市新林公園で行われました。公園の入口で、始めの挨拶、コースや注意事項などの話をし、観察会スタートです。早速、観察路を入ったところでシダの前葉体探し、勝山会長からシダの生活史の話がありました。
 いよいよ樹林の中へ、足元の落ち葉に気を付けながらの観察です。細い道を1列になりながらも、近くの参加者と話しながら、色づき始めた木々や、木の実を観察します。青空をバックにカメラに収める姿も見られます。
 公園内には常緑樹も多く、スダジイやアラカシ、シロダモなどの葉を手に取り、葉を裏返したりしながら歩きました。花や果実も少なくなる時期でしたが、サルトリイバラ、トキリマメ、カマツカ、そしてシロダモ、ゴンズイ、マユミなどの赤、ムラサキシキブの紫などの実が目を楽しませてくれました。また、ヤクシソウ、シロヨメナ、ツワブキはまだまだ元気に花をつけ、カントウカンアオイの花も観察できました。
 観察会終了に近づく頃、赤い実をたくさんつけたヤブサンザシを観察し、テリミノイヌホオズキ、イヌホオズキのたくさんの花を前に、勝山会長にイヌホオズキ類の話をしていただき、冒険広場で解散となりました。(佐々木あ記)


■当日観察した植物   ※詳細は年報に記載
カシワバハグマ、ゴンズイ、マユミ、ムラサキシキブ、シロダモ、コウヤボウキ、ネズミモチ、ツワブキ、アズマイバラ、シラヤマギク、ツルグミ、クロヤツシロラン、サルトリイバラ、アメリカセンダングサ、カマツカ、カントウカンアオイ、ナルコユリ、ムサシアブミ、ヤクシソウ、キバナガンクビソウ、キッコウハグマ、ノシラン、ヤブマメ、ヤブミョウガ、ヤブサンザシ、ツクバトリブト、キジカクシ、アキノタムラソウ、タラノキ、イヌホオズキ、テリミノイヌホオズキ、ヤブタバコ、カラスウリ

ゴンズイ
カマツカ
トキリマメ
ヤブサンザシ

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