活動報告

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寺家ふるさと村の植物観察会
2022.5.11


キクバドコロを観察

 五月晴れの下、25名以上の参加を受けてスタートした寺家村の例会は、9時半に集合し15時近くに解散した。勝山会長のご丁寧な指導と質問への回答に聞き耳を立てながら、メモを取りながらの観察である。居谷戸池、新池、むじな池、熊野池。大池と、5つの池を繋ぎながら、ゆっくりと谷戸森を廻った。先生がご専門のスゲ属は開花期のものが多く、本日は18種ほども数えることができたとのこと。カエルの歌がのどかに響き、ニガナの群落が風にそよいでいた。キンランは果実を育み始め、ガマズミが純白の花をまさに今日から開き始めていた。マスク越しでもノイバラの香りを感じることができた。入り混じる晩春と初夏を満喫する1日になった。(菅野記)

■当日観察した植物   ※詳細は年報に記載
〇オシダ科:リョウメンシダ、ベニシダ、〇ヒメシダ科:ミゾシダ、〇キジカクシ科:アマドコロ・ナルコユリ・ホウチャクソウ・ミヤマナルコユリ、〇ヤマノイモ科:オニドコロ・キクバドコロ、〇イグサ科:クサイ・コウガイゼキショウ、〇イネ科:イヌムギ(開花型)・カモジグサ・ドジョウツナギ・トボシガラ・ナガハグサ・ヒエガエリ、〇カヤツリグサ科:ケスゲ・コジュズスゲ・シロイトスゲ・ジュズスゲ・タガネソウ・ナキリスゲ・ホンモンジスゲ・ヒカゲスゲ・ミヤマカンスゲ・モエギスゲ、〇ラン科:キンラン・ササバギンラン、〇タデ科:エゾノギシギシ、〇キンポウゲ科:ハンショウヅル、〇ウマノスズクサ科:タマノカンアオイ、〇バラ科:イヌザクラ・オヘビイチゴ・ナワシロイチゴ・ノイバラ、〇トウダイグサ科:タカトウダイ、〇セリ科:ウマノミツバ・オヤブジラミ、〇アカネ科:ヨツバムグラ、〇シソ科:オカタツナミソウ、〇スイカズラ科:ウグイスカグラ

ニガナ
ドジョウツナギ

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