活動報告

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>泉の森で春の植物観察会
2022.3.27


野外教室広場での説明風景

 コロナ禍は去ってはいないものの、まん延防止措置が解除され、今年度最初の例会は早春の肌寒さを感じる中、開催された。相模鉄道線相模大塚駅に集合し、コースの紹介と、勝山会長から見どころの説明を聞き、徒歩で泉の森へ向かう。駐車場の脇から古民家のある郷土民家園に入り、観察開始。水源保存区域の周りを時計回りに観察し、ワダソウのまもなく咲きそうな蕾を観察して、野外教室広場で昼食となった。食後、勝山会長からこの地域の植生の特徴について説明を聞き、午後の観察開始。山野草の小径では、カタクリ、ニリンソウ、アマナなど、早春の植物たちにしばらくの間足止めされ、泉の滝付近ではレンプクソウも観察できた。しらかしの家でトイレ休憩をとり、ムクロジの木の下で勝山会長から本日のまとめの説明を聞いたところで解散となる。相模大塚には戻らず、ふれあいの森経由で大和駅に向かって観察しながら帰路についた。(難波記)

■当日観察した植物   ※詳細は年報に記載
○オシダ科:オオベニシダ・トウゴクシダ、〇ミクリ科:ナガエミクリ、〇カヤツリグサ科:カワラスゲ・ホンモンジスゲ・マスクサ、〇サトイモ科:ムサシアブミ、〇イグサ科:スズメノヤリ、〇ユリ科:アマナ・カタクリ・ツルボ、〇ラン科:シュンラン、〇クワ科:オオイタビ、〇ウマノスズクサ科:ランヨウアオイ、〇ナデシコ科:ワダソウ、〇キンポウゲ科:アズマイチゲ・イチリンソウ・オオミスミソウ・ニリンソウ・ヒメウズ、〇メギ科:イカリソウ、〇ツヅラフジ科:オオツヅラフジ、〇モクレン科:カラタネオガタマ、〇クスノキ科:ヤマコウバシ、〇ケシ科:ジロボウエンゴサク・ヤマブキソウ、〇アブラナ科:ユリワサビ、〇バラ科:エビガライチゴ・シロヤマブキ・モミジイチゴ・ヤマブキ、〇ムクロジ科:ムクロジ、〇アワブキ科:アワブキ、〇セリ科:セリモドキ・セントウソウ、〇ミズキ科:サンシュユ・ハナイカダ、〇ゴマノハグサ科:フラサバソウ、〇ガマズミ科:ソクズ・レンプクソウ、〇キク科:キバナガンクビソウ・コヤブタバコ・ヤブタビラコ

カタクリ
レンプクソウ

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