活動報告

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大磯高麗山の植物観察会
2021.11.19


展望台広場を迂回して観察開始

 コロナ禍は完全に去っていないものの、緊急事態宣言が解除され、再開された2回目(今年度3回目)の例会は、秋晴れの気持ちいい天気の中、大磯高麗山で開催された。集合は平塚駅東改札口、乗車するバスの関係で、通常より早めの8時40分に集合した。「湘南平」行きのバスに乗車し、終点で下車。まずはトイレを済ませ、諸注意と今日の見所などを紹介して歩き始める。予定とは違い、湘南平の展望台広場を迂回したコースで観察開始。浅間山、八俵山を経て、昼過ぎに高麗山(大堂)。途中、勝山会長の解説で、イヌビワの果実中のイヌビワコバチを観察した。高麗山で昼食後は、高來神社へ一気に下り、13時30過ぎに解散となる。10日ほど前に転落事故があったと聞いており、早めの解散となったが、怪我などもなく、無事終了に一安心であった。(田中記)

■当日観察した植物   ※詳細は年報に記載
〇ハナヤスリ科:オオハナワラビ、〇マキ科:ナギ、〇センリョウ科:センリョウ、〇クスノキ科:カゴノキ、タブノキ、シロダモ、〇ラン科:マヤラン、〇クサスギカズラ科:ヤブラン、〇カヤツリグサ科:ナキリスゲ、〇キンポウゲ科:ツクバトリカブト、サラシナショウマ、センニンソウ、〇マメ科:ノササゲ、〇バラ科:キンミズヒキ、ウワミズザクラ、カマツカ、〇グミ科:ツルグミ、〇クワ科:イヌビワ、〇ブナ科:シラカシ、ウラジロガシ、コナラ、〇ニシキギ科:モクレイシ、〇ムクロジ科:オオモクゲンジ、〇ニガキ科:ニワウルシ(シンジュ)、〇ジンチョウゲ科:オニシバリ(ナツボウズ)、〇アジサイ科:マルバウツギ、〇サクラソウ科:ヤブコウジ、〇ツバキ:ヤブツバキ、〇アカネ科:ニセジュズネノキ(オオアリドオシ)、〇ムラサキ科:ホタルカズラ、〇シソ科:ムラサキシキブ、イヌトウバナ、ヤマハッカ、アキノタムラソウ、〇キキョウ科:ツリガネニンジン、ホタルブクロ、〇キク科:シロヨメナ、ノコンギク、シラヤマギク、キバナガンクビソウ(ガンクビソウ)、タイアザミ(トネアザミ)、ヤクシソウ、ツワブキ、コウヤボウキ、コメナモミ、〇スイカズラ科:オトコエシ

モクレイシの芽
ニセジュズネノキの実

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