活動報告

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新林公園春の植物観察会(藤沢)
2017.4.22

3月の例会が雨で中止になったためか、49名という多くの参加者が集まった。JR藤沢駅改札口に集合して、しばらく市街を歩いた後、奥田公園の広場で本日の行程と配布資料の説明があって、対岸の新林公園に移動した。
公園は中央広場を取り囲むように尾根があり、我々は古民家の裏からその尾根に取り付き、時計回りに一周した。オオバノトンボソウやエビネなどが保護された柵のなかに芽を延ばし、コウヤボウキの新芽が道脇に沢山揺れている。一番奥にクマガイソウの群落が満開となっていた。休憩広場で昼食、冒険広場まで尾根を辿った。途中ツクバトリカブトが群生しており、秋が楽しみだと思う。公園中央まで降りて、湿地を散策する。ハンゲショウがまだ化粧していない状態で流れに沿って群生していた。公園では子供たちが元気に遊んでいて、のどかで良いところであった。
ひとまずここで解散し、この後は再び尾根を上り返して東の谷に降り散策後JR藤沢駅まであるいて帰った。帰宅したところでポツリポツリと雨粒が落ちてきた。終日曇天であったが良い観察日和であった。(市川記)

当日観察した主な植物 (花・実などの記録は主なもの)
(詳細は年報に記載)

オオハナワラビ、タチシノブ、リョウメンシダ、ベニシダ、ヌマスギ、ウバユリ、ホウチャクソウ、
ジンバホウチャクソウ、ヤマユリ、ムサシアブミ、ウラシマソウ、ナキリスゲ、エビネ、スダジイ、ムクノキ、
ヤブニッケイ、ツクバトリカブト、ハンショウヅル、ヒトリシズカ、オオバウマノスズクサ、マルバウツギ、
カマツカ、ヤマザクラ、カジイチゴ、フジ、ナツトウダイ、リュウキュウハゼ、ムクロジ、オニシバリ、
ヤブニンジン、オヤブジラミ、イボタノキ、ムラサキシキブ、オカタツナミソウ、ウグイスカグラ、ガマズミ、
ツリガネニンジン、キッコウハグマ、サジガンクビソウ、カシワバハグマ、コウヤボウキ、シュンラン、
クマガイソウ、オオバノトンボソウ、フデリンドウ、ツクバキンモンソウ、オオツクバネウツギ、オケラ、
カズノコグサ、オオスズメノカタビラ、ホソバヒカゲスゲ、オオバノキハダ

エビネ
オオツクバネウツギ
クマガイソウ
ジンバホウチャクソウ
フデリンドウ
ナツトウダイ

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