活動報告

活動報告一覧へ戻る

渋沢丘陵(八国見山)初秋植物観察会
2016.9.29

降雨確率30%という予報の中、22名の参加者が集合。曇天のおかげで日差しは強くなかったけれど、前線の影響で湿度が高く大いに汗を絞られました。
小田急線渋沢駅から渋沢公民館を経由して県道708号線に向かい、渋沢中学校入口のバス停前で県道と分かれて、キハギ・イヌコウジュなどを観察しながら峠隧道の上を通る林道を辿りました。林の中に入るとノブキ・ヤブミョウガなどの花をのぞき込んであれこれと解説を聞きました。しばらく稜線を東上し、途中の道標に従って八国見山に入ります。現在大規模な工事中のため終点となっている電波塔の近くで昼食となりました。
午後は標高319mの八国見山に登頂し再び先の稜線に戻りました。この時期には珍しいというキヌガサタケがレースを広げ、サガミランやアキノギンリョウソウがひっそりとたたずんでいます。帰路は頭高山方面に進み、花の盛りを迎えたオオバクサフジを楽しみ、モクレイシ・アワブキなど木々の観察をしながら忍者道を降り、渋沢駅まで帰りました。

当日観察した主な植物 (花・実などの記録は主なもの)

当日の主な植物 
トウゲシバ、コンテリクラマゴケ、オオハナワラビ、オオバノハチジョウシダ、ジュズダマ
ヤブミョウガ、ヒオウギ、サガミラン、オオバヤシャブシ、クマシデ、アカシデ、イヌシデ 
ツノハシバミ、アサダ、ニッケイ、ダンコウバイ、クロモジ、マルバウツギ、タマアジサイ 
イヌザクラ、ウワミズザクラ、マメザクラ、ヤブマメ、フジカンゾウ、ノササゲ、キハギ 
オオバクサフジ、アオハダ、モクレイシ、アワブキ、ツリフネソウ、アキノギンリョウソウ 
ガマズミ、オトコエシ、ツリガネニンジン、ノブキ、キッコウハグマ、オオブタクサ 
ヒヨドリバナ、センボンヤリ、コウヤボウキ、テングタケ、ウラベニホテイシメジ、キヌガサタケ

サガミラン
オオバクサフジ
キヌガサタケ
ツリフネソウ
アキノギンリョウソウ


活動報告一覧へ戻る