活動報告

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神奈川県立四季の森観察会
2015.4.30

人が薪炭や落葉を集めた丘陵。人の暮らしを包む森の小谷戸。湧水を巧みに利用した在りし日の里山の風景を巡る観察会であった。
公園入り口の個人宅にはシナミザクラの果実が豊かに実っていた。
この時期ではヤブデマリが主役(池の端・谷戸)。セリバヒエンソウ(谷戸)がその足下を飾り、丘に登れば、キンラン・ササバギンランが山肌を飾り、ランの見事なオンパレードであった。ワニグチソウも彼方此方で観察した。
先週下見の時は満開であったクマガイソウはすでに終わっていたのが残念であった。カタクリは実となっていたが園内に横浜では希少な小群生地があるようだ。公開を期待したい。 (鈴木照夫)

指導:高橋秀男 
担当:鈴木、林、遠藤
参加者 44名

当日観察した主な植物 (花・実などの記録は主なもの)


ワニグチソウ
キンラン
ササバギンラン
ギンラン
セリバヒエンソウ
ハナイカダ
ヤブデマリ
クマガイソウ
シナミザクラ
エビネ

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