横 浜 植 物 会
活動報告
渋沢丘陵植物観察会「渋沢丘陵植物を楽しむ」 2014.5.25 2014.6.1更新 |
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当日のコース 9:30渋沢駅集合〜須賀神社〜忍者道〜雑木林〜雁金神社〜祈りの丘〜 12:10頭高山あずまや(昼食)〜自由散策(山頂付近)〜 13:15頭高山あずまや〜湿地(日立ITエコ実験村)〜若竹の泉〜渋沢公民館〜 15:15渋沢駅解散 渋沢駅に集合して簡単な説明後、街中を通り抜け、途中モクレイシの実やコリンゴなどを民家の庭先で観察しながら須賀神社へ。これより先は山道となる。 忍者道を登りながら途中のアカショウマやツルカノコソウ、ウメガサソウなどを観察する。時には歩道を外れ山の中に分け入ったりしながら、イチヤクソウやハナイカダ、コゴメウツギの花などを観察。ヤマムグラの花が咲いているところではルーペで花弁の裏側の毛を観察し大きな塊ができる。全部で29名の参加者があり、山道の途中で全員が集まることは難しいため、見終わった人から随時移動していく。 その後もハンショウヅルの花やオオバノトンボソウ、イヌザクラなどで大きな集団となりながら観察した。尾根道に出る手前で水分補給の休憩をいれ、舗装された尾根道に出る。 畑や雑木林の横を通り過ぎながらガマズミやイボタノキ、オオバウマノスズクサの花や、ハリグワの実などを観察。雁金神社の裏の斜面ではイチヤクソウやオヤマボクチ、ツリガネニンジン、トリカブトの仲間などを観察。祈りの丘方面の小道に入るとノアザミとコウゾリナの花畑になっており、記念碑を横目に足早に通り過ぎる。 再び尾根道に出ると頭高山あずまやまではあとわずか。12時も過ぎて昼食場所へ足早に急ぐ。あずまやで昼食休憩とする。山頂まで20分ほどのため希望者のみ行けるように休憩時間を多めにとるが、山頂まで行ったのは8名ほどだったようである。その他の人はあずまやの周囲を散策したり、ゆっくりおしゃべりしながら休養を取っていたようである。 13:15予定通りの時間に出発したが、時間までに全員戻ってきており、混乱もなく出発できた。尾根道の下りに入ると、シダ類の種類が多く、クマワラビ、ゲジゲジシダ、タチシノブ、イヌガンソクなど、他にも多くの種類を観察できた。また、ヤマルリソウの種子のつき方をルーペで観察したり、ランヨウアオイの花を観察したりしながら下って行くと、湿地のある日立ITエコ実験村の一部で自由に散策する時間をとった。 その後、若竹の泉で給水し、渋沢公民館を経由して渋沢駅へ戻り、予定より少し早い、15:15頃には解散した。 (報告者:難波昭雄) 指導:佐々木運営委員 当日観察した主な植物 (記録:佐々木あや子)
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